今回は、「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニー・グレンジャーを演じた、エマ・ワトソンを紹介します。
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エマ・ワトソンとは?
名前 | Emma Charlotte Duerre Watson(エマ・シャーロット・デューレ・ワトソン) |
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生年月日 | 1990年4月15日 |
出身地 | フランス、パリ |
職業 | 女優 |
身長 | 165cm |
本名は、エマ・シャーロット・デューレ・ワトソンです。
両親はどちらも、イギリス人弁護士という家庭に生まれました。フランスで生まれましたがフランス人ではなく、イギリス人です。5歳までフランスで過ごします。昔はフランス語を話せましたが、歳と共に忘れてしまったそうです。
しかし、両親が離婚し、母親とともにイギリスのオックスフォードシャー州に移りました。離婚後も父のクリスとは仲が良く、ロンドンに移った父ともよく時間をともにしたそうです。
エマにはアレックスという弟がおり、アレックスは俳優とモデルをしています。「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では、短いシーンですが姉と共演しています。
他にも、義兄弟が3人います。
女優は「プリティ・ウーマン」がきっかけ
エマは7歳の頃から演技に興味を持ち、週末などには演劇学校に通いました。きっかけとなったのが、ジュリア・ロバーツの「プリティ・ウーマン」でした。
ジュリア・ロバーツとアメリカ映画に夢中になり、舞台で演技をすることが好きになったそうです。
「ハリー・ポッター」のキャストを探し、映画のスタッフがイギリス中の小学校を回っていた頃、エマはハーマイオニー役に興味を持っていませんでした。しかし、彼女の先生に勧められようやく決断をしたそうです。
そしてハーマイオニー役のオーディションに応募し、8回もの選考を勝ち抜いて選ばれました。原作者のJ.K.ローリングは、最初のスクリーンテストでエマを気に入ったそうです。
マルフォイが好きだった
10〜12歳の頃、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンが好きだったそうです。トムが初恋の人だったと語っています。
年上で少し不良っぽく、スケートボードをしていたところに惹かれたそうです。一方トムは、エマのことを友達としか思ったことがないと答えています。
現在では2人は仲の良い友達で、インスタグラムには一緒にスケートボードを楽しむ動画を載せています。
悩みは口の上の産毛
誰もが認める美貌の持ち主ですが、9歳の頃から口の上の産毛に悩まされているそうです。
なんと、その頃から口の上の産毛を脱色しており、現在もその習慣は続いています。
また、昔は自分の濃い眉毛が嫌いだったそうで、むしり取りたいと思っていたそうです。今は、自分らしさとして受け入れていると話しています。
ハーマイオニーとエマ
ハーマイオニーといえば、賢く正義感の強い女の子ですが、エマにも彼女のような一面があります。
小さい頃から本が大好きで、勉強も大好き、正義感も強い点も似ています。学校の授業では積極的に挙手をし、学校でいちゃつく生徒たちには、「それは不適切だ」と注意したそうです。
しかし、ハーマイオニーとの共通点を自覚しながらも、一緒だと思われるのは嫌がっていました。「私はファッションが大好きだし、ハーマイオニーよりかっこいいのに」というのがエマの気持ちでした。
「ハリー・ポッター」シリーズ終了後は、ハーマイオニーのイメージを切り離そうと、いろんな役柄に挑戦しました。しかし、時が経つにつれ自分の中で、ハーマイオニーを受け入れられるようになったそうです。
ハリウッド指折りの才女
エマ・ワトソンといえば、女優を続けながら名門ブラウン大学を卒業したことでも知られています。ケンブリッジ大学、イェール大学にも合格しましたが、ブラウン大学を選びました。
その際、女優を辞め引退をしようと思ったそうです。女優をするには自分は真面目すぎて、そもそも合っていないのだと悩みました。
その悩みも大人になるにつれ、解決するようになりました。挑戦に挑んでいくのが自分らしいと、女優を続けることを決意したのです。
フェミニストとしてのエマ
2014年に、国連のUNウィメンというジェンダー間の平等を目的とする組織の、親善大使に任命されました。国連総会でのスピーチは、大きな話題となりました。
男女の権利の平等を訴え、SNSなどでHeForSheという運動を推進したことも、同時に話題となりました。
ジェンダー間の平等は、女性を解放するだけでなく、男性もステレオタイプから解放させることだとツイートしています。
2017年の雑誌『Vanity Fair』でカバーした写真が、フェミニストなのに露出が多すぎると批判を受けました。それに対し、エマは「フェミニズムとは、女性に選択肢を与えること」と反論しています。
「ハリー・ポッター」以外の作品は?
前述したように、「ハリー・ポッター」以降はイメージとはギャップのある役を演じています。
以下は出演映画と、filmarksでの評価です。
バレエ・シューズ(2007):3.2
マリリン 7日間の恋(2011):3.3
ウォール・フラワー(2012):3.8
ブリング・リング(2013):2.9
ティス・イズ・ジ・エンド
俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013):3.6
ノア 約束の箱舟(2014):3.1
リグレッション(2015):3.1
コロニア(2015):3.7
美女と野獣(2017):4.0
ザ・サークル(2017):3.1
Little Women(若草物語)(2019):未公開
「ブリング・リング」では、見事なアメリカ英語を披露しています。
まとめ
エマ・ワトソンは、努力家で誠実な人柄から、多くの人を魅了しています。信念を持ち強く進み続ける生き方から、学ぶこともたくさんあります。