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ハリー・ポッターと賢者の石
プリベット通り/イングランド、バークシャー州ブラックネル
ダーズリー一家と11歳のハリー・ポッターが暮らしていたプリベット通りは、イングランドのバークシャー州ブラックネルにあります。
ダーズリー宅に使われた家は実際に存在し、映画の撮影時は所有者と近隣住人にお金を払って使ったそうです。
12 Picket Post Closeというのが家の番地で、数年前に売りに出されていました。
爬虫類館/ロンドン動物園爬虫類館
ハリーが初めて蛇と話した爬虫類館は、ロンドンにあります。爬虫類館は英語で、Reptile Houseと言います。
くまのプーさんのモデルとなった熊や、「ジャンボ」という言葉の由来になったアフリカゾウがいたことでも有名です。
現在オンラインで、3930円ほどでチケットが購入できます。
グリンゴッツ魔法銀行/オーストラリア・ハウス
グリンゴッツ銀行は、ロンドンにあるオーストラリア・ハウスです。オーストラリア高等弁務官事務所という場所で、一般の人が入ることはできません。
しかし、劇中では外観しか使われていないため、外からでも十分楽しむことができます。
キングス・クロス駅
劇中に登場するキングス・クロス駅は、ロンドンに実在する駅です。
以前は、ホーム内にカートが半分埋まったフォトスポットがありましたが、現在は改札の外に設置されています。
また、その横にはハリー・ポッターショップがあり、ユニバーサル・スタジオなどのテーマパークとは違ったオリジナルグッズを購入することができます。
ホグズミード駅/ゴースランド駅
ホグワーツ急行の終点で、1年生が初めてハグリッドと出会ったホグズミード駅は、イングランドのノース・ヨークシャー州にあります。
ムーアズ鉄道のゴースランド駅という駅で撮影され、映画を機に有名になりました。
ホグワーツの大広間/オックスフォード大学
ハリーたちが組み分けをされた大広間は、オックスフォード大学の食堂がモデルとなっています。
オックスフォード大学には30以上のキャンパスがあり、モデルとなった食堂はクライスト・チャーチ・カレッジにあります。
また、ニコラス・フラメルについてトリオが話した図書館は、オックスフォード大学のボドリアン図書館で撮影されました。
授業期間外であれば、見学が可能です。
クライスト・チャーチキャンパスは、『不思議の国のアリス』で有名なルイス・キャロルの母校でもあります。そのため、マッドハッターのティーパーティー」などのイベントが不定期で開催されています。
時期にもよりますが、£8~10(約1170~1450円)で見学ができます。
ホグワーツ中庭/アニック城
フーチ先生の箒の授業や、クィディッチの試合の場面などは、アニック城で撮影されました。英語ではAlnwick Castleと書きます。
アニック城は、イングランドのノーサンバーランド州にあります。元はアニック男爵の所有物でしたが、後にノーサンバーランド公爵の手に渡り、現在も一部を除き公爵一家が所有しています。
夏の間だけ一般公開されており、箒に乗る練習というイベントも催されています。オンライン予約の場合、入場料は場内と庭のセットで大人1人£25.89(約3800円)です。
ホグワーツ城内部/グロスター大聖堂
トロールがいた廊下などは、グロスター大聖堂で撮影されました。グロスター大聖堂は、イングランドのグロスターシャー州にあります。
元は、カトリックの修道院でしたが、現在はイングランド国教会の大聖堂となっています。
入場料は無料ですが、写真を撮るには別途でお金がかるため、気をつけてください。
ホグワーツ教室等/レイコック寺院
スネイプ先生の魔法薬学、クィレル先生の闇の魔術に対する防衛術、みぞの鏡の部屋などは、ウィルトシャー州のレイコック寺院で撮影されました。
他にも、ハリーが雪の中でヘドウィグを話すシーンも、このレイコック寺院で撮影されています。
大人1人£14.50(約2100円)で入場でき、17歳以下は子供料金(£7.20、約1050円)となります。
禁じられた森/ブラックパーク
禁じられた森は、ブラックパークで撮影されました。ハグリットの小屋のシーンも、このブラックパークで撮影されています。
ロンドン郊外にあり、誰でも無料で入ることができます。地元の人が散歩したり、子供と遊んだりするような公園のため、休憩にもぴったりです。
ハリー・ポッターと秘密の部屋
キングス・クロス駅の外観/セント・パンクラス駅
ハリーとロンが水色のフォードに乗り込むシーンで、駅の外観として使われたのがセント・パンクラス駅です。英語では、Saint Pancras Stationと言います。
セント・パンクラス駅はロンドンにあり、キングス・クロス駅のすぐ近くにあります。ヨーロッパ方面につながる国際駅で、クラシックなレンガ造りの建物です。
ホグワーツ急行/グレンフィナン高架橋
ハリーとロンが乗ったフォードが、ホグワーツ急行を追いかけるシーンで使われたのが、グレンフィナン高架橋です。英語では、Glenfinnan Viaductと言います。
グレンフィナン高架橋は、スコットランドのフォートウィリアム〜マレイグ線の間にあります。
ホグワーツ急行のモデルとなったのは、ジャコバイト号という赤と黒の機関車です。現在も運行しており、スタンダードクラスの往復切符は大人1人£37.75(約5500円)です。
ジャコバイト号は非常に人気で、予約が半年待ちということもあるため、事前予約または別の列車を使用すると良いです。
ホグワーツ内部/オックスフォード大学
ハリーとロンがホグワーツに到着して、先生たちに怒られる階段はオックスフォード大学で撮影されました。
オックスフォード大学には30以上のキャンパスがあり、撮影に使われたのはクライスト・チャーチ・カレッジというキャンパスです。
大広間へ向かう途中の階段が、ハリーとロンがいた階段です。また、トム・リドルの日記内の回想で、リドルとダンブルドアが話しているのも同じ階段です。
ホグワーツ中庭/ダラム大聖堂
ロンがマルフォイに向かって、「ナメクジくらえ」と呪いをかけた中庭は、ダラム大聖堂で撮影されました。英語では、Durham Cathedralと言います。
イングランドのダラム州にあります。入場料は無料ですが、1人£3(約440円)の寄付を募っています。
ホグワーツの廊下/グロスター大聖堂
血文字が書かれた廊下は、グロスター大聖堂で撮影されました。英語では、Gloucester Cathedralと言います。
イングランドのグロスター州にあります。入場料は無料ですが、写真を撮るには別途でお金がかるため、気をつけてください。
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
ハリーがナイトバスに乗った通り/ドウディング・ウェイ
ハリーがダーズリー家を飛び出して、座り込んでいた通りはハートフォードシャー州にあるドウディング・ウェイという場所です。
英語では、Dowding Wayと書きます。特に有名な観光地というわけではありません。
漏れ鍋/バラ・マーケット
漏れ鍋は、ロンドンにあるバラ・マーケットで撮影されました。英語では、Borough Marketと書きます。
マーケットにある、Stoney Streetという場所で撮影されました。Stoney Streetは賑わう市場とは違い、静かな一角です。
バラ・マーケットはロンドンで最大の市場で、世界各国の食べ物などが売られています。
ナイトバスが通った橋/ランベス橋
ナイトバスが通った橋は、ロンドンにあるランベス橋です。英語では、Lambeth Bridgeと書きます。
テムズ川にかかる橋で、すぐ近くにはランベス宮殿があります。
近くにあるウェストミンスター橋と似ているため、訪れる際は間違えないよう注意してください。ウェストミンスター橋は緑色で、ランベス橋は赤色です。
占い学の教室へ行く階段/セント・ポール大聖堂
トレローニー先生の教室へ続く円を描いた階段は、セント・ポール大聖堂にあります。英語では、St Paul’s Cathedralと書きます。
ロンドンの金融街であるシティ・オブ・ロンドンにあります。シティ・オブ・ロンドンは、ウィンストン・チャーチルやマーガレット・サッチャーの葬儀、ダイアナ妃の結婚式などが行われた場所です。
入場料は、大人1人£20(約2860円)かかります。ネット予約の場合は、£17(約2430円)となります。
ハグリッドの小屋/グレンコー
ハグリッドの小屋がある森は、スコットランドのグレンコーで撮影されました。英語では、Glencoeと書きます。
グレンコーは渓谷の名前です。ハグリッドの小屋はグレンコーの中の、クラチェイグ小峡谷あたりで撮影されました。
ホグワーツ周辺の湖/エイット湖
ハグリッドがバックビークの処刑の話をしたり、ハリーとルーピン先生が散歩をする湖は、スコットランドのエイット湖です。
英語では、Loch Eiltと書きます。ハリーとルーピン先生が話をしながら見る小さな島は、モインの島と呼ばれています。
ハグリッドの授業の森/バージニア・ウォーター湖
ハグリッドの授業で、バックビークに会った森はサリー州のバージニア・ウォーター湖で撮影されました。
英語では、Virginia Waterと書きます。入場無料で自然を楽しむことができ、ローマ時代の遺跡などもあるためとても魅力的な場所です。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ポートキーまでの森/アッシュリッジ・エステイト
ハリー、ハーマイオニー、ウィーズリー家のメンバーが、セドリックと彼の父と合流するまでに歩いた森は、アッシュリッジ・エステイトにあります。
英語では、Ashridge Estateと書きます。イングランド、ハートフォードシャー州のバーカムステッド内にあります。入場は無料です。
ポートキーの到着した丘/コーストガード・コテージ
ポートキーによって一同が到着した丘は、イングランドのイーストサセックス州、コーストガード・コテージ付近にあります。英語では、Coastguard Cottagesと書きます。
羊がいるような自然豊かな場所で、丘からは海と街を見渡すことができます。
禁じられた森/ブラックパーク
ハリーがハグリッドに連れられて、ドラゴンを見た森はブラックパークにあります。ロンドン郊外にあり、無料で入ることができます。
ホグワーツの庭/オックスフォード大学
ハリーがセドリックの友達にからかわれたり、マッドアイがマルフォイをフェレットに変えた庭は、オックスフォード大学のニューカレッジで撮影されました。
イングランドのオックスフォードシャー州にあり、入場には£5(約686円)かかります。
第一の課題の場所/スティールフォールズ
第一の課題でハリーたちがドラゴンと戦った場所は、スコットランド、フォートウィリアムのスティールフォールズ付近にあります。英語では、Steall Falls(waterfalls)と書きます。
イギリス最高峰のベン・ネヴィス山があり、ハイキング客に人気のエリアです。
ダンスの練習をしたホール/ボドリアン図書館
マクゴナガル先生が生徒たちにダンスを教えたホールは、オックスフォード大学のボドリアン図書館内にある、ディヴィニティスクールで撮影されました。
英語では、Bodleian Libraryと書きます。ボドリアン図書館は、オックスフォード大学の図書検索機関です。入場にはツアーに申し込む必要があります。
30分で£5(約686円)、60分で£8(約1097円)、90分で£14(約1920円)となっています。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
騎士団の本部/クレアモントスクエア
ブラック家の屋敷で騎士団の本部は、クレアモントスクエアで撮影されました。英語では、Claremont Squareと書きます。
ロンドンにあり、キングスクロス駅から少し歩いたところにあります。
アーサーとハリーが利用した地下鉄/ウェストミンスター駅
尋問に向かうため、ハリーとアーサーが利用した地下鉄は、ウェストミンスター駅で撮影されました。英語ではWestminster Stationと書きます。
ロンドンにある地下鉄です。「Sherlock/シャーロック」などのドラマ撮影にも使用されています。
魔法省へ続く公衆電話/グレート・スコットランド・ヤード
アーサーとハリーが魔法省へ行くため、入っていった公衆電話はグレート・スコットランド・ヤードにあります。英語では、Great Scotland Yardと書きます。
ロンドンのウェストミンスターにある街路です。ロンドン警視庁の初代本部の裏口としても知られています。
ルーナが初登場した森/ブラックパーク
セストラルが牽く馬車でルーナが初登場した森は、ブラックパークにあります。英語では、Black Parkと書きます。
ロンドン郊外にあり、誰でも無料で入ることができます。地元の人が散歩したり、子供と遊んだりするような公園のため、休憩にもぴったりです。
セストラルがいる森/バーナム・ビーチズ
セストラルが多く生息し、ルーナとハリーが話をした森はバーナム・ビーチズで撮影されました。英語ではBurnham Beechesと書きます。
イングランドのバッキンガムシャー州にあり、国立自然保護区の公園となっています。
ハリー・ポッターと謎のプリンス
ミレニアム・ブリッジ
デスイーターによって破壊されたマグル界の橋は、ミレニアム・ブリッジといいます。英語では、Millennium Bridgeと書きます。
ロンドンにあり、テムズ川をまたいでいます。南側にはグローブ座、北側にはセント・ポール大聖堂があります。
ダンブルドアが姿現しをした駅/サービトン駅
ハリーがウェイトレスと話し、ダンブルドアが姿現しをした駅はサービトン駅です。英語では、Surbiton Railway Stationと書きます。
ロンドンの南西部にあります。
バドリーババートンの村/レイコック村
ダンブルドアがハリーを連れてやってきたバドリーババートンの村は、レイコック村のチャーチストリート周辺にあります。英語では、Lacock Villageと書きます。
イングランドのウィルトシャー州にあり、村全体がナショナルトラストによって管理されています。1800年以降新しい建物が建てられていないため、歴史を感じることができます。
このレイコック村では、ホラス・スラグホーンのコテージも撮影されました。
大人1人£14.50(約2100円)で入場でき、17歳以下は子供料金(£7.20、約1050円)となります。
ホグワーツ急行が通った道/コラー・ステーション
ホグワーツに向けて、列車が走っているシーンが撮影されたのはコラー・ステーション付近です。英語では、Corrour Stationと書きます。
スコットランドのコラー・エステートにあり、映画「トレインスポッティング」の撮影にも使われました。
分霊箱が隠された洞窟/モハーの断崖
分霊箱が隠された洞窟の外観は、モハーの断崖です。英語では、Cliffs of Moherと書きます。
アイルランドのリスカナーにあります。アイルランド屈指の絶景ですが、映画からもわかるように風が強いため注意してください。
ハリー・ポッターと死の秘宝PART1
ハーマイオニーの家/ヒースゲート
ハーマイオニーの家は、ロンドンのハムステッド付近にあるヒースゲートという通りで撮影されました。英語では、Heathgateと書きます。
観光地ではなく、地元の人々が暮らす一般的な通りです。
マルフォイ邸/ハードウィック・ホール
デスイーターたちが会議を行ったマルフォイ邸は、ハードウィック・ホールで撮影されました。英語では、Hardwick Hallと書きます。
イングランドのダービシャー州にあり、1590~1597年の間に建てられました。
レノックス伯爵夫人エリザベス・ステュアートのために建てられ、現在はナショナルトラストが管理運営をしています。
見学は有料で、庭園のみの見学で大人1人£7.50(約1030円)、庭園と場内の見学は大人1人£15(約2060円)かかります。
ハリーとハグリッドが通ったトンネル/キングスウェイ・トンネル
ハリーとハグリッドがデスイーターと戦いながら通ったトンネルは、キングスウェイ・トンネルです。英語では、Kingsway Tunnelと書きます。
イングランドのリバプールとウォラシーをつなぐトンネルで、別名ウォラシー・トンネルとも呼ばれています。
ピカデリー・サーカス
ハリー、ロン、ハーマイオニーが結婚式から逃げて、姿現しをした場所はピカデリー・サーカスです。英語では、Piccadilly Circusと書きます。
ロンドンのウェストミンスター区にある広場で、多くの店が並んでいます。
このサーカスとは、「円形の空き地」という意味です。
ホグワーツ急行が通った道/コラー・ステーション
ホグワーツ急行にデスイーターが現れたシーンは、コラー・ステーション付近で撮影されました。英語では、Corrour Stationと書きます。
スコットランドのコラー・エステートにあり、映画「トレインスポッティング」の撮影にも使われました。
キャンプした森/バーナムビーチズ
ロンが腕に怪我をし、3人でキャンプをした森はバーナムビーチズです。英語ではBurnham Beechesと書きます。
イングランドのバッキンガムシャー州にあり、国立自然保護区の公園となっています。
ハリーとハーマイオニーがキャンプした場所/マルハムコーブ
ハリーとハーマイオニーがホグワーツへ向かうことを決意した場所は、マルハムコーブで撮影されました。
英語では、Malham Coveと書きます。イングランドのヨークシャー地区にある、ヨークシャーデイルズ国立公園の中にあります。
ハリー、ロン、ハーマイオニーが捕まった森/スウィンリー・フォレスト
3人が人さらいに捕まった森は、スウィンリー・フォレストといいます。英語では、Swinley Forestと書きます。
イングランドのバークシャー州にある国有林で、撮影の際はエリザベス女王からの許可を得たそうです。
ゴルフ場があることでも有名です。
貝殻の家/フレッシュウォーター・ウエスト
ドビーとともに姿現しで逃げた貝殻の家は、フレッシュウォーター・ウエストで撮影されました。英語では、Freshwater Westと書きます。
イングランドのプリンシパルエリアにある、ペンブルックシャー海岸国立公園内にあります。
家は取り壊されてしまいましたが、海沿いの景色が楽しめます。入場料は、大人1人£15(約2058円)かかります。
ハリー・ポッターと死の秘宝PART2
ドラゴンから飛び降りた湖/アーカイグ湖
ハリー、ロン、ハーマイオニーがドラゴンから飛び降りた湖は、アーカイグ湖です。英語では、Loch Arkaigと書きます。
スコットランドのロッハバーにあります。全長は19kmほどで、深さは91mあります。
キングス・クロス駅/セント・パンクラス駅
19年後に、ハリーとジニーが子供たちを見送りに行く駅は、セント・パンクラス駅で撮影されました。
セント・パンクラス駅はロンドンにあり、キングス・クロス駅のすぐ近くにあります。ヨーロッパ方面につながる国際駅で、クラシックなレンガ造りの建物です。
まとめ
「ハリー・ポッター」シリーズは、世界遺産や歴史的価値の高い建物や場所で撮影されています。
便利なツアーなども組まれているため、イギリスに行った際はぜひ訪れてみてください。