ハリポタ

ハリー・ポッターのセドリック役、ロバート・パティンソンってどんな人?

今回は、「ハリー・ポッター」シリーズでセドリック・ディゴリーを演じた、ロバート・パティンソンを紹介します。

ロバート・パティンソンとは?

名前Robert Douglas Thomas Pattinson(ロバート・ダグラス・トーマス・パティンソン)
生年月日1986年5月13日
出身地イングランド、ロンドン
職業俳優、モデル、歌手
身長185cm

本名は、ロバート・ダグラス・トーマス・パティンソンと言います。ロンドン生まれで、姉が2人います。

ロバートの父は、アメリカからビンテージカーを輸出する仕事をし、母は昔モデル事務所で働いていました。

ロバートが小さい頃は、姉のリジーとビクトリアに女装させられ、「クラウディア」と呼ばれていたそうです。(ZIMBIO)

キャリアのスタートはモデル

Factinateによると、ロバートは12歳まで普通の学生でした。理由は明かされていませんが、12歳のときに学校を退学させられたそうです。

そこから、モデルとして働き始めました。当時は背が高く、女の子のように中性的な見た目をしていたため、たくさんの仕事をもらえたそうです。

しかし、成長とともに男らしくなってくると仕事は激減してしまいました。(zimbio)

 

モデルの仕事で、日本の下着メーカーのモデルを務めたこともあるそうです。

俳優になるきっかけは父親の女好き?

モデルの仕事がうまくいっていなかった頃、父親の勧めでBarnes Theatre Club.という劇団に所属し始めました。

Barnes Theatre Club.は、パティンソン家のすぐ近くにあり、ロバートの父はレストランでこの劇団の可愛い女の子たちに度々会っていました。

そして、彼女たちに何をしているのかと聞いたことから劇団を知り、息子のロバートに入るよう強く勧めたそうです。

 

それまで演技経験はゼロだったためあまり気が進まなかったそうですが、父と何度も口論になったあげく演技を始めることにしました。(SCHOLASTIC)

この劇団から見出され、俳優としてのキャリアがスタートしました。

セドリック役までの裏側

ロバートの映画デビュー作は、2004年の「悪女」でした。しかし彼の出演したシーンは全カットされ、DVDの特典映像として収録されています。

このことを申し訳なく思ったキャスティングディレクターは、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のセドリック・ディゴリー役のオーディションを勧めたそうです。

 

当時ロバートは「ニーベルングの指環」の撮影のため、アフリカに向かう予定でした。そのため、アフリカに行く前にセドリック役のオーディションを受けました。

セドリック役のオーディションを受けたのは、ロバートが最初だったそうです。そしてアフリカから帰ってくると、電話でオーディション合格が告げられました。(SCHOLASTIC)

 

炎のゴブレットでは、水中のシーンがありました。このシーンでセドリックは、魔法で水中でも息ができるという設定でした。

撮影では、水中で口から空気の泡を出さないようにしなければならず、非常に苦労したそうです。

撮影前には小さなプールで、ダイビングのレッスンを受けて挑みました。

 

また、炎のゴブレットで共演したチョウ・チャン役のケイティ・リューングと、ビクトール・クラム役のスタニフラス・アイエネフスキーと仲良くなったそうです。(BUZZNET)

「トワイライト」シリーズで一躍人気に

ロバートの代表作といえば、「トワイライト」シリーズです。2008年に公開されたこの映画は、アメリカのティーンエイジャーを中心に大人気となりました。

「トワイライト」では、エドワード・カレンというヴァンパイアを演じましたが、オーディションでは3000人の中から選ばれたそうです。

 

また、共演したクリステン・スチュワートとの交際が話題になりました。約5年間交際した2人でしたが、クリステンの浮気が原因で破局してしまいました。

その後2014年から、イギリス人歌手のFKAツイッグスとの交際が報じられ、翌年には婚約も発表しましたが、2017年に婚約解消と破局が報じられました。

 

「トワイライト」ではヴァンパイアを演じたロバートですが、実はドラキュラのモデルとなったヴラド公という人物と遠い親戚だと噂されています。

ヴラド・ツェペシュ:1460年頃の、ルーマニアにあるワラキア公国の領主。敵兵を何百人も串刺しにする、残忍な刑罰などから「ドラキュラ(ルーマニア語で竜の子)と呼ばれた。(諸説あり)

イギリスのチャールズ皇太子がこのヴラド公と遠縁関係にあると話しており、ウィリアム王子らと遠縁関係のロバートも親戚だと考えられています。(The Telegraph)

セレブでいることが嫌い

「トワイライト」シリーズの人気によりセレブの仲間入りをしたロバートは、パパラッチやファンに追われる生活にうんざりしているそうです。

「毎日、俺の家の外に何人も座りこんでいた。あの状況のせいで、気がおかしくなりそうだったね。」
「スーパーマーケットにさえ、約6年間も行けない生活だったから。」

(WOMAN)

現在はずいぶん落ち着いたそうですが、すぐではなくても早いうちに俳優業を引退したいと語っています。(Techinsight)

祖国イギリスやヨーロッパに行くとあまり騒がれず、アメリカのパパラッチに嫌悪感を示しています。

「ハリー・ポッター」以外の作品は?

以下は出演映画と、filmarksでの評価です。

ニーベルングの指環(2004):3.1
トワイライト ~初恋~(2008):3.6
天才画家ダリ 愛と激情の青春(2008):3.3
真夜中のギタリスト(2008):2.8
ニュームーン/トワイライト・サーガ(2009):3.6
エクリプス/トワイライト・サーガ(2010):3.7
リメンバー・ミー(2010):3.6
恋人たちのパレード(2011):3.4
トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1(2011):3.7
トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2(2012):3.9
ベラミ 愛を弄ぶ男(2012):2.7
コズモポリス(2012):2.9
奪還者(2013):3.1
マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014):3.3
アラビアの女王 愛と宿命の日々(2014):3.2
ディーン、君がいた瞬間(とき)(2015):3.4
シークレット・オブ・モンスター(2015):3.1
ロスト・シティZ 失われた黄金都市(2016):3.4
グッド・タイム(2016):3.5
Fear&Shame(2017):3.9
グッド・タイム(2017):3.5
ハイ・ライフ(2018):3.3
Damsel(2018):4.0
The Lighthouse(2019):未公開
The King(2019):未公開
The Devil All the Time(2020):未公開

2010年の「リメンバー・ミー」では、主演だけでなく製作総指揮も務めました。(ディズニー映画の「リメンバー・ミー」(2017)ではありません)

まとめ

ロバート・パティンソンといえば「トワイライト」の印象が強いため、「ハリー・ポッター」シリーズに出演していたことを知らない人もいます。

ヴァンパイアを演じる以前の、俳優になって間もない姿を見ることができるため、ファンは必見です。

こんな記事もおすすめ