今回は、「ハリー・ポッター」シリーズでドラコ・マルフォイを演じた、トム・フェルトンを紹介します。
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トム・フェルトンとは?
名前 | Thomas Andrew Felton(トーマス・アンドリュー・フェルトン) |
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生年月日 | 1987年9月22日 |
出身地 | イギリス、エプソム |
職業 | 俳優、歌手 |
身長 | 175cm |
本名は、トーマス・アンドリュー・フェルトンです。トーマスという名前から、トムと呼ばれています。
アシュリー、ジョナサン、クリスという兄弟がおり、4人兄弟の末っ子としてイギリスのエプソムで育ちました。
8歳の頃からCMなどに出演し、「ボロワーズ 床下の小さな住人たち」(1996)でスクリーンデビューしました。その3年後には、「アンナと王様」という映画にも出演しました。
トムは「ハリー・ポッター」以前に、プロの俳優として活動を始めていました。
ハリー役とロン役も受けていた
ハリー・ポッターの宿敵である、ドラコ・マルフォイとして世界的に知られていますが、最初はハリー役のオーディションを受けていました。
残念ながらハリー役は逃し、次に受けたのはロン・ウィーズリー役でした。しかしそれも逃してしまい、次に受けたのがドラコ役でした。
ドラコ役のオーディション会場では、エマ・ワトソンと一緒だったそうです。
トムはオーディション以前、原作「ハリー・ポッター」シリーズを読んだことがなかったとも語っています。
地毛は金髪ではない
ドラコといえば明るいプラチナブロンドが特徴ですが、トム本人の髪色は金髪ではありません。地毛は明るいブラウンであり、撮影中はかなりの頻度でブリーチをしていました。
また、ドラコの色白さを保つために、10年間日焼けは禁止されていたそうです。どこへ出かけるにも、SPF50の日焼け止めを塗っていました。
もともとスポーツが好きなため、「ハリー・ポッター」シリーズ終了後は、アクティブにスケートボードなどを楽しんでいます。
歌が得意
幼い頃から、学校の聖歌隊4つに参加するほど歌にも興味がありました。
ギルドフォード大聖堂の聖歌隊で、歌ったこともあるそうです。
「ハリー・ポッター」シリーズ撮影中も、Feltbeatsという名前でYouTubeに歌をアップしています。
悪役を演じたことによるいじめ
トムはドラコ・マルフォイという悪役を演じたことや、撮影であまり学校にいけなかったことからいじめにあっていたと言います。
日常的に殴られるようないじめではなかったものの、嫉妬の対象とされていたそうです。
しかし、世の中にはそういう人間もいるのだ、と学ぶことができてよかったと語っています。
また、「ハリー・ポッター」ファンの小さな子たちから、罵倒されることもあるそうです。
小さな子たちはトムをマルフォイだと思い込み、「なんでハリーをいじめるんだ!」やクソと罵られたこともありました。
トムはできる限り優しく笑顔でファンと接しましたが、それが逆に「なんでマルフォイが笑いかけてくるんだ」と、気味悪がらせてしまいました。
「ハリー・ポッター」後の葛藤
10年続いたシリーズ後、トムは不安に駆られたと言います。突然自分1人になって将来の保証もなく、それでも働いてお金を稼がなければいけないと悩んだそうです。
12歳の時にオーディションを受けて以来、大人になって初のオーディションを受けました。しかし、緊張のあまり足が震えて、水を3杯も飲んだそうです。
2017年には人気ドラマ「The Flash」に出演し、活躍の場を広げています。
トリオとは仲良し
「ハリー・ポッター」の映画では、ハリー、ロン、ハーマイオニーと犬猿の仲でしたが、プライベートでは3人ともと仲が良いそうです。
ハリー役のダニエル・ラドクリフのことは、俳優としてもとても尊敬しており、いつか共演しようと話しているそうです。
ロン役のルパート・グリントのことは、知っている人の仲で一番穏やかな人だと語っています。
ハーマイオニー役のエマ・ワトソンとは、遊んだりもするそうで、一緒にスケートボードを楽しむ動画をアップしています。
また、ルシウス・マルフォイ役のジェイソン・アイザックとも仲が良く、SNSで”Dad””son”と呼び合っています。トムの誕生日にはジェイソンがメッセージを書いた2人の写真をプレゼントしています。
「ハリー・ポッター」以外の作品は?
以下は出演映画と、filmarksでの評価です。
ボロワーズ 床下の小さな住人たち(1996):3.7
アンナと王様(1999):3.3
ナイト・ウルフ/人狼憑異(2009):2.0
伝説のロックスター再生計画!(2010):2.9
猿の惑星 創世記(2011):3.6
アパリション-悪霊-(2012):2.2
フロム・ザ・ラフ(2012):3.7
In Secret(2013):3.0
ベル ある伯爵令嬢の恋(2013):3.7
イントゥ・ザ・シー(2014):3.2
A United Kingdom(2016):3.6
キングのメッセージ(2016):3.3
復活(2016):3.2
Megan Leavey(2017):3.9
グリーンデイズ(2017):3.1
コードネーム:ストラットン(2017):2.8
まとめ
ドラコ・マルフォイという悪役を演じたことで、私生活で苦労をしたトム・フェルトンですが、実は非常に礼儀正しく良い人です。
インタビューのホテルの部屋に、コーヒーを持ってきたルームサービスの女性を手伝うなど、優しい一面を見せています。
トムの人柄や苦労を知って映画を見ると、ドラコの事をもっと好きになることができます。