映画「ハリー・ポッター」の世界では、魔法の杖とともに呪文を唱えることで術を使います。
呪文を唱えずに魔法を使う人もいますが、多くは力の制御法を知らない子供の魔法使いです。したがって、魔法使いにとって呪文を覚えることは、基本中の基本です。
今回は、「ハリー・ポッターと賢者の石」に出てくる、魔法呪文を紹介します。
呪文の説明とともに、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
Contents
おひさま、ひなぎく、とろけたバター、このデブネズミを黄色に変えよ
英語では、”Sunshine, daisies, butter mellow, turn this stupid fat rat yellow.”と言います。ものを黄色にする呪文です。
意外にも、この呪文が劇中一番最初に出てくる呪文です。ロンが、スキャバーズを黄色に変えようと唱えます。残念ながら成功はしません。
オキュラス・レパロ
英語では、”Oculus Reparo”と表記します。oculusはラテン語で「目」を意味します。reparoはラテン語で「直る」という意味です。
眼鏡を直す呪文です。
劇中では、ハーマイオニーがハリーの割れた眼鏡を直す際に使われました。
oculusの部分を変えれば、他の物にも応用できます。
うさぎの目、ハープの音色、この水をラム酒に変えよ
英語では、”Eye of rabbit, harp string hum, turn this water into rum.”と言います。水をラム酒に変える呪文です。
シェーマスが、食堂でこの呪文を唱えますが、失敗してしまいます。
これ以降、シェーマスと言えば爆発というお決まりのパターンができます。
ウィンガーディアム・レヴィオーサ
英語では”Wingardium Leviosa”と表記します。wingは英語で「羽」、levioはラテン語のlevis(軽い)に由来します。物体を浮遊させる呪文です。
シリーズの中で、非常に有名で人気が高い呪文の一つです。
一年生時に学ぶ呪文であるため、基本呪文となります。
アロホモラ
英語では、”Alohomora”と表記します。
alohoは、ハワイ語のaloha(こんにちは/さようなら)に由来します。moraは、ラテン語で「障害」を意味します。鍵を開ける呪文です。
ハーマイオニーが、扉の鍵を開ける際に使いました。
ラカーナム・インフラマーレイ
英語では、”Lacarnum Inflamari”と表記します。inflamariは、英語のinflame(火をつける)に由来します。
火をつける呪文で、ハーマイオニーがスネイプの服の裾に火をつける際に使います。
ペトリフィカス・トタルス
英語では、”Petrificus Totalus”と表記します。
petrificusは、英語のpetrify(石になる)に由来します。totalusは、ラテン語のtotalis(完全に)に由来します。
石のように固まる呪文で、ハーマイオニーがこの呪文でネビルを動けないようにします。
ルーマス・ソレム
英語では、”Lumus Solem”と書きます。lumusは、ラテン語のlumen(光)に由来します。solemはラテン語で「太陽」という意味です。
「太陽の光」という意味の呪文であり、非常に明るい光を放ちます。
ハーマイオニーが、悪魔の罠からロンを救う際に使います。
まとめ
以上が、「ハリー・ポッターと賢者の石」に登場する呪文の一覧です。
ハグリッドがダドリーに豚のしっぽを生やす、マクゴナガル先生が猫に変身するなど、呪文を使わない魔法も多々登場します。
ぜひ本編でチェックしてみてください。
「ハリー・ポッター」シリーズは、現在U-NEXTとdTVで視聴が可能です。視聴には、会員登録が必要となります。