シリーズの中でも、ダークな雰囲気が印象的なのが5作目です。
今回は、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の呪文を紹介します。
アバダ・ケダブラ
英語では、”Avada Kedavra”と書きます。この呪文は、「アブラカタブラ」に由来しています。
アブラカタブラは、アラム語のまじない言葉です。「この言葉のようにいなくなれ」という意味で、魔除けや治療の効果があるとされていました。
ハリー・ポッターの世界では、アバダ・ケダブラは相手を即死させる呪文です。そのため、使うことが禁止されています。
ハリーの夢の中で、ヴォルデモートがマグルの老人に向かって使いました。
ストーリーの最初から許されざる呪文が登場し、重い雰囲気となっています。
モースモードル
英語では、”Morsmordre”と書きます。morsは、ラテン語で「死」を意味します。mordreは、ラテン語のmordere(噛む)に由来します。
ヴォルデモートの手下たちである、デスイーター(死喰い人)のことを示しています。この呪文は、彼らの闇の印を作り出す呪文です。
バーティ・クラウチ・ジュニアが、クィディッチ・ワールドカップを襲撃し使いました。
ステューピファイ
英語では、”Stupefy”と書きます。英語で、「麻痺させる」という意味です。
相手を麻痺させる呪文で、その後の作品にも多数登場します。
エンゴルジオ
英語では、”Engorgio”と書きます。engorge(肥大させる)という単語に由来します。物体や生物を肥大化させる呪文です。
マッドアイ・ムーディに扮した、バーティ・クラウチ・ジュニアが、クモを大きくするのに使いました。
インペリオ
英語では、”Imperio”と書きます。ラテン語のimperio(従う)という単語に由来します。
相手を服従させる呪文で、許されざる呪文の1つです。
エンゴルジオと同様に、クラウチ・ジュニアが授業内でデモンストレーションとして、クモで実演しました。
クルーシオ
英語では、”Crucio”と書きます。ラテン語の、cruciatus(苦しみ)に由来します。
相手に苦しみを与える呪文で、許されざる呪文の最後の1つです。
クラウチ・ジュニアが、授業内で実演して見せました。
アクシオ・ファイアボルト
英語では、”Accio firebolt”と書きます。accioは、ラテン語で「来い」という意味です。fireboltは、ハリーの箒(ほうき)の名前です。
箒を手元に呼ぶ呪文で、accio ○○と応用することができます。
トライ・ウィザード・トーナメントにて、ハリーが使用しました。
アセンディオ
英語では、”Ascendio”と書きます。ラテン語の、ascendo(上昇する)に由来します。
自分の体を上昇させる呪文です。
ハリーが湖の中で使いました。
ペリキュラム
英語では、”Periculum”と書きます。ラテン語で「危険」という意味です。
「救出せよ」という意味の呪文で、トライ・ウィザード・トーナメントでハリーが使いました。
エクスペリアームズ
英語では、”Expelliarmus”と書きます。expelliは、ラテン語のexpellere(追い払う)に由来します。armは、英語で「武器」を意味します。
「武器よ、去れ」という意味の呪文で、戦いの際によく使われます。
炎のゴブレットでは、セドリック・ディゴリーがビクトール・クラムに対して使いました。
レダクト
英語では、”Reducto”と書きます。ラテン語で、「減らす」という意味です。
物を粉々にする呪文で、ハリーがセドリックを助けるために使いました。
アクシオ
英語では”Accio”と書きます。ラテン語で、「来い」という意味です。
物を手元に来させる呪文で、ハリーがポートキーとなったゴブレットに触れるために使用しました。
「アクシオ・ファイアボルト」のように、物を指定しても使えます。
まとめ
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」では、3つの許されざる呪文の全てが明らかとなりました。その3つとは、「アバダ・ケダブラ」「インペリオ」「クルーシオ」です。
特に、「アバダ・ケダブラ」はシリーズ最後まで度々登場するため、覚えておきましょう。
「ハリー・ポッター」シリーズは、現在U-NEXTとdTVで視聴が可能です。視聴には、会員登録が必要となります。