今回は、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」に登場する呪文を紹介します。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の呪文一覧
アロホモラ
英語では、”Alohomora“と表記します。
alohoは、ハワイ語のaloha(こんにちは/さようなら)に由来します。moraは、ラテン語で「障害」を意味します。鍵を開ける呪文です。
ニュートが金庫を開ける際に使いました。
ペトリフィカストタラス
英語では、”Petrificus Totalus”と表記します。
petrificusは、英語のpetrify(石になる)に由来します。totalusは、ラテン語のtotalis(完全に)に由来します。
石のように固まる呪文で、ニュートが銀行員のビングリーに向かって使いました。
フェネストラ
英語では、”Fenestra“と書きます。
Fenestraは、イタリア語で「窓」を意味します。ガラスを割る呪文です。
二フラーを追いかけるニュートが、宝石店のガラスを割る時に使いました。
アクシオ
英語では、”Accio“と書きます。accioは、ラテン語で「来い」という意味です。accioのみでも使うことができますが、”Accio ◯◯”のように近くに呼び寄せたい物を後ろにつけることもあります。
物を呼び寄せる呪文で、ニュートが二フラーを呼び寄せるために使いました。
アベルト
英語では、”Aberto“と書きます。ラテン語で「開ける」という意味です。
ドアなどを開ける呪文です。クイニーがグレイブスの部屋の鍵を開けようと使い、失敗しました。
レベリオ
英語では”Revelio“と書きます。ラテン語のrevelare(現れる)が元となっています。
人や物の秘密を明らかにする呪文で、ニュートがグレイブスに化けているグリンデルバルドに向かって使いました。
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の呪文一覧
ヴェンタス
英語では”Ventus“と書きます。ラテン語で「風」という意味です。
相手に向かって竜巻のような強い風を起こす呪文で、ジンクスと言われています。ジンクスとは闇の魔法の一種で、人に何らかの害を与えるものの、ユーモアがあり面白い呪文のことです。
ニュートが、あとをつけてくる魔法省の職員に向かって使いました。
ネビュラス
英語では”Nebulus“と書きます。ラテン語のnebula(霧)が元となっています。
霧を作り出す呪文で、ダンブルドアがニュートとの密会を隠すために使いました。
サージト
英語では”Surgito“と書きます。ラテン語で「起きろ」という意味です。
かけられた魔法を解く呪文で、ニュートがジェイコブに使いました。
パピルス・レパロ
英語では”Papyrus Reparo“と書きます。papyrusはラテン語で「紙」、reparoはラテン語で「直る」という意味です。
壊れたり破れた物を直す呪文で、ニュートがティナの手紙を直すために使いました。
“◯◯ Reparo”と、物の名前を変えて応用することができます。
コンファンダス
英語では、”Confundus”と書きます。ラテン語の、confundo(混乱する)からきています。「錯乱せよ」という呪文です。
ニュートがパリで、魔法界への入り口を守る警備員に対して使いました。その際、警備員が笑い出して陽気になるという効果が出ましたが、他の効果もあります。
「ハリー・ポッターと謎のプリンス」では、ハーマイオニー・グレンジャーがコーマック・マクラーゲンに対して使いました。クィディッチの選手を選ぶ試合中だったコーマックには、自分の意思とは違うようにほうきが動くという効果が出ました。
アパレ・ヴェスティジウム
英語では”Appare Vestigium“と書きます。appareはラテン語で「現れろ」、vestigiumはラテン語で「足跡、痕跡」という意味です。
魔法の痕跡をあらわにする呪文で、ニュートがパリでティナを探すために使いました。
アクシオ・二フラー
英語では、”Accio niffler“と書きます。accioはラテン語で「来い」という意味です。nifflerは魔法生物の「二フラー」の英語表記です。
物を呼び寄せる呪文で、ニュートがカバンの中から二フラーを呼び寄せるために使いました。
レベリオ
英語では”Revelio“と書きます。ラテン語のrevelare(現れる)が元となっています。
人や物の秘密を明らかにする呪文です。ニュートがパリでティナを探している時に使い、この呪文によって魔法生物の「ズーウー」がいることがわかりました。
アヴェンジギウム
英語では”Avensegium“と書きます。この呪文は3つの言葉の組み合わせと考えられます。ラテン語のavens(切望)、スペイン語のseguir(ついていく)、そしてカタルーニャ語のseguim(私たちはついていく)です。
3つを合わせると、「ついて行きたがる」という意味になります。
物を追跡道具にする呪文で、この呪文をかけたものは元あった場所に戻ろうとします。ニュートが、道に落ちていた羽の持ち主を探すために使いました。
エクスペリアームズ
英語では、”Expelliarmus“と書きます。expelliは、ラテン語のexpellere(追い払う)に由来します。armは、英語で「武器」を意味します。
「武器よ、去れ」という意味の呪文で、戦いの際によく使われます。
ユスフ・カーマが、ニュートから杖を取り上げるために使いました。
オスコーシ
英語では”Oscausi“と書きます。この呪文は2つの単語からできています。osはラテン語で「口」、causiはラテン語のclausi(閉じる)に由来しています。
相手の口を消して喋れなくする呪文で、闇の魔法の1つと言われています。学生時代のリタ・レストレンジが、自分の悪口を言う女子生徒に向かって使いました。
リディクラス
英語では、”Riddikulus”と書きます。英語のridiculous(馬鹿げた)をもじった呪文です。
真似妖怪ボガート退治に有効な呪文です。ボガートは笑いに弱い妖怪のため、おかしな風貌にさせるこの呪文が適しています。
ダンブルドアが闇の魔法に対する防衛術の授業で、生徒たちに教えました。
レラシオ
英語では、”Relashio”と書きます。フランス語の、relâcher(解放する)に由来します。
「放せ」という呪文で、ニュートがズーウーを鎖から解放するために使いました。
ルーモス
英語では、”Lumos”と書きます。ラテン語のlumen(光)に由来します。
杖に光を灯す呪文で、ニュートがユスフ・カーマの目にいる寄生虫を見るために使いました。
サーカムロータ
英語では”Circumrota“と書きます。ラテン語で「あなたは回転する」という意味です。
物を回転させる呪文で、リタがフランス魔法省にある記録塔に使いました。これにより、隠れていたニュートとティナを見つけました。
ステューピファイ
英語では、”Stupefy“と書きます。英語で「麻痺させる」という意味です。
相手を麻痺させる呪文で、リタが魔法生物の「マタゴット」に向かって使いました。
レベルテ
英語では”Reverte“と書きます。ラテン語で「あなたは戻る」という意味です。
物などを元あった場所に戻す呪文で、リタが魔法省で記録塔を戻すために使いました。
アセンディオ
英語では、”Ascendio“と書きます。ラテン語の、ascendo(上昇する)に由来します。
自分の体を上昇させる呪文です。ニュートが、ズーウーに乗ってフランス魔法省から逃げる際に使いました。
フィニート
英語では、”Finite“と書きます。ラテン語のfinire(終わる)に由来します。
呪文を終わらせる呪文です。グリンデルバルドの放った炎の魔法を終わらせるために、ニュート、兄のテセウス、ニコラス・フラメルらが同時に使いました。
まとめ
「ファンタスティック・ビースト」シリーズには、「ルーモス」や「エクスペリアームズ」など、「ハリー・ポッター」シリーズに登場した呪文が多く登場します。
それだけでなく、新たな呪文もたくさん登場するため、「ハリー・ポッター」シリーズからのファンにとっても新たな発見があります。
ハリポタワールド初心者の方も、呪文の意味を知ってから見るとより楽しむことができるため、ぜひ覚えてみてください。
「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、現在U-NEXTとdTVで視聴が可能です。視聴には、会員登録が必要となります。