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今回は「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の見どころと感想を、ネタバレを交えながら紹介します。あらすじは簡単な導入にとどめ、作品の魅力を中心にお伝えします。
Contents
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の作品情報
| 上映日 | 2016年11月23日 |
|---|---|
| 上映時間 | 133分 |
| 製作国 | イギリス、アメリカ |
| 監督 | デヴィッド・イェーツ |
| 脚本 | J.K.ローリング |
| キャスト | エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストンなど |
| 映画賞 | アカデミー賞衣装デザイン賞 |
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフとして、2016年に公開されました。
「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」の続きではなく、ハリーが生まれる約70年前の話となっています。
脚本は、『ハリー・ポッター』シリーズの著者であるJ.K.ローリングが担当しています。
シリーズに登場する、『幻の動物とその生息地(Fantastic Beast and Where to Find Them)』という本から構想されました。
監督のデヴィッド・イェーツはイギリス出身で、「ハリー・ポッター」シリーズの5~8作目の監督を勤めました。そして「ファンタスティック・ビースト」シリーズの監督も務めています。
物語の舞台は、1926年のアメリカです。イギリスの魔法使いで、魔法生物学者であるニュート・スキャマンダーが船でアメリカにやってきます。
登場人物紹介
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)
ニュート・スキャマンダーは、イギリスの魔法生物学者です。魔法をかけたカバンの中に、何種類もの魔法動物を飼っています。
心優しいですが、おどおどした性格です。動物への興味が強すぎるせいか、時々変わった行動を取ることがあります。そのため、学生時代は変人と言われていました。
ニュートを演じたのは、イギリスの俳優であるエディ・レッドメインです。父は銀行の頭取という裕福な家庭で育ち、イギリス1の名門イートン校で学びました。
2014年に、高校時代から友人だったハンナ・バグショーと結婚しました。2016年には長女が、2018年には長男が誕生しています。
代表作には、「レ・ミゼラブル」(2012)や「博士と彼女のセオリー」(2014)、「リリーのすべて」(2015)などがあります。
ポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)
ティナ・ゴールドスタインは、アメリカ魔法省に務める闇払いです。ある事件を起こし、闇払いを降格されました。
弱者を放っておけないような、正義感がとても強い女性です。
ティナを演じたのは、イギリス出身女優キャサリン・ウォーターストンです。キャサリンの父は、「華麗なるギャッツビー」に出演したサム・ウォーターストンです。
兄のジェームズも姉のエリザベスも俳優です。アメリカの大学で演技を学び、2004年にテレビ映画「Americana」でデビューしました。
代表作には、「インヒアレント・ヴァイス」(2014)や「スティーブ・ジョブス」(2015)などがあります。
ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)
ジェイコブ・コワルスキーは、ノーマジ(非魔法使い)の男性です。第一次世界大戦で長く従軍したため、就職活動が上手く行きませんでした。
そのため好きではない缶詰工場で働いていますが、パン屋を開くことを夢見ています。誰からも好かれるような明るい性格で、人と仲良くなるのが得意です。
ジェイコブを演じたのは、ダン・フォグラーです。ニューヨークで育ち、ボストン大学で演技を学びました。
ミュージカルにも出演しており、2005年には「トニー賞 ミュージカル助演男優賞」を受賞しました。
「グッド・ワイフ」や「ウォーキング・デッド」などの、人気ドラマにも出演しています。
クイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)
クイニー・ゴールドスタインは、魔法省で雑務を担当している魔女です。読心術が得意で、人と話をするときにはつい心を読んでしまいます。
明るい性格で、いつも笑顔を絶やさない女性です。
クイニーを演じたのは、アメリカの歌手アリソン・スドルです。高校を卒業後、独学でピアノを習得し曲を書き始めました。
2007年に「ファイン・フレンジー」の名前で、歌手デビューをしました。女優としては、2007年のドラマ「CSI:ニューヨーク」にゲスト出演し、デビューしました。
映画への出演は、今作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」が初めてです。
パーシバル・グレイブス(コリン・ファレル)
パーシバル・グレイブスは、アメリカ魔法省の保安局長官として働く魔法使いです。ティナの上司であり、力の強い魔法使いです。
常に冷静沈着ですが、どこか影のある謎めいた人物です。
グレイブスを演じたのは、アイルランド出身のコリン・ファレルです。学生時代はサッカーをしていましたが、その後演劇学校に通い、俳優を目指し始めました。
1998年にドラマ「Ballykissangel」に出演し、デビューを果たしました。「マイノリティ・リポート」(2002)や「フォーン・ブース」(2003)など、数多くの作品に出演しています。
クリーデンス・ベアボーン(エズラ・ミラー)
クリーデンス・ベアボーンは、新セーレム救世軍のメアリー・ルー・ベアボーンの息子です。
息子といっても養子であり、血の繋がりはありません。非常に内気な性格で、人と話をするときも下を向いてはっきりと話せないような男の子です。
クリーデンスを演じたのは、アメリカの俳優エズラ・ミラーです。6才からオペラの訓練をはじめ、オペラ歌手として舞台にたっていました。
2008年に俳優としてデビューし、「少年は残酷な弓を射る」(2011)で注目されました。エズラはファッションが好きで、映画のプレミアなどでは個性的な衣装を着て注目を集めています。
「ウォール・フラワー」(2011)では、「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンと共演しています。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」のあらすじ
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフとして描かれる物語です。舞台は、ハリーが生まれるよりずっと前の1926年のニューヨーク。魔法生物学者のニュート・スキャマンダーが、さまざまな魔法動物を詰めこんだ不思議なトランクを携えて、この街にやってきます。ところがふとしたはずみで、トランクの中の生き物たちが街へ逃げ出してしまい、ニュートは思いがけない騒動に巻きこまれていきます。おなじみの魔法界の、また違った一面が広がる本作の顛末は、ぜひ本編でお楽しみください。「ハリー・ポッター」とはまた違う時代と主人公を描く、新シリーズの幕開けにあたる一作です。本編とは異なる時代の魔法界が舞台となり、まったく新しい登場人物たちの物語が幕を開けます。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の見どころ
個性豊かな魔法動物たち
本作の見どころは、「ハリー・ポッター」シリーズ以上に数多く登場する魔法動物たちです。見た目がユニークなもの、動きが愛らしいものなど、とにかく個性豊か。物語の筋を追わなくても、そのビジュアルだけで小さなお子さんも楽しめると思います。魔法動物を慈しむニュートのまなざしを通して、魔法界の新たな魅力が開けていきます。
大人も引きこまれるドラマ
子ども向けの可愛らしさだけでなく、ジェイコブとクイニー、ニュートとティナといった大人たちの恋模様も丁寧に描かれ、先の気になる作りになっています。デヴィッド・イェーツ監督が本編シリーズから引き続き演出を担い、1920年代のニューヨークの空気を魅力的に立ち上げているのも見どころです。
俳優たちのアンサンブル
主演のエディ・レッドメインが、内気で不器用ながら魔法動物には深い愛情を注ぐニュートを、繊細な所作で魅力的に演じています。ジョニー・デップやコリン・ファースら実力派が脇を固め、1920年代のニューヨークという舞台に説得力を与えているのも見どころです。俳優たちの丁寧な芝居が、新しい魔法世界への入り口を心地よいものにしています。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の感想
※以下の感想には、物語の展開や結末に触れる部分が含まれます。
別物として楽しみたい新シリーズ
「ハリー・ポッター」の続編だと思って観る人が多いと思いますが、むしろ別物として楽しむことをおすすめします。舞台も時代も主人公も異なり、これまでの魔法世界とはまた違った手ざわりがあるからです。その違いを受け入れて向き合うと、新シリーズならではの魅力がぐっと立ち上がってきます。
豪華なキャスト
ニュートを演じるエディ・レッドメインをはじめ、グリンデルバルド役のジョニー・デップ、グレイブス役のコリン・ファースなど、豪華な顔ぶれがそろっています。中でも注目したいのが、ベテランのジョン・ヴォイト。新聞王ヘンリー・ショー・シニア役ですが、実は女優アンジェリーナ・ジョリーの実父にあたる名優です。少し傲慢さのにじむ社長役が見事にはまっています。
また、写真での登場ながらリタ・レストレンジ役のゾーイ・クラヴィッツは、ミュージシャンのレニー・クラヴィッツの娘で、親の七光りではなく実力でアメリカの人気女優・モデルとなった存在です。クリーデンス役のエズラ・ミラーも注目の若手なので、次回作でぜひ意識して観てみてください。
初めて観る方へ
本作は新シリーズの1作目なので、「ハリー・ポッター」を観たことがない方でも、ここから始めて問題なく楽しめます。
本編の続編と身構えず、別物として肩の力を抜いて観るのがおすすめです。魔法動物たちの愛らしい動きや、大人たちの恋模様を気軽に味わってみてください。
シリーズの中での「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は2016年公開、イェーツ監督による、新シリーズの第1作です。「ハリー・ポッター」の世界観を土台にしながら、時代も主人公も一新した、新たな物語の幕開けにあたります。アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞しています。
「ハリー・ポッター」を観たことがない方でも、ここから物語が始まるので入りやすい一本です。おなじみの魔法界の別の時代を、まっさらな気持ちでのぞいてみてください。
「ハリー・ポッター」本編の完結後に始まった新シリーズの第1作で、直前にあたる作品はありません。物語は次作「黒い魔法使いの誕生」へと引き継がれていきます。
本編と同じ魔法界を舞台にしながら、時代も主人公もまったく異なります。本編のダークな終盤と比べると、本作は魔法動物を中心にした軽やかさが持ち味で、新シリーズの入り口として親しみやすい一本です。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」の視聴方法
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はレンタルや購入、動画配信サービスなどの方法で視聴することができます。
※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、動画配信サービスのHuluで見放題配信中です(2026年7月時点)。月額1,026円(税込)で、追加課金なしで視聴できます。
まとめ
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、新たなストーリーの始まりであり、これまでの魔法世界とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。
「ハリー・ポッター」シリーズをみたがない人でも、1からのスタートになるのでぜひ挑戦してみてください。

