今回は、「ハリー・ポッター」シリーズでシビル・トレローニーを演じた、エマ・トンプソンを紹介します。
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エマ・トンプソンとは?
名前 | Emma Thompson(エマ・トンプソン) |
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生年月日 | 1959年4月15日 |
出身地 | イングランド、ロンドン |
職業 | 女優、脚本家 |
身長 | 173cm |
本名は、エマ・トンプソンといいます。父は俳優で舞台監督のエリック・トンプソン、母はスコットランド人女優のフィリダ・ロウという芸能一家に生まれました。
妹のソフィー・トンプソンも女優をしており、「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」でマファルダ・ホップカークを演じました。
ケンブリッジ大学で英文学を学び、フットライツという有名な演劇クラブに所属しました。その当時のあだ名は、Emma Talented(エマ、才能のある人)でした。(wikipedia)
元夫はあの人!
エマは1989年に、ケネス・ブラナーと結婚をしました。ケネス・ブラナーは、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」でギルデロイ・ロックハートを演じた俳優です。
エマはケネスが運営するルネサンス・シアター・カンパニーに所属し、これがきっかけで何度も共演しています。
結婚生活は6年続きましたが、1995年に離婚をしました。離婚の原因は、ケネスの不倫だと言われています。
元夫のケネスの不倫相手と言われているのが、ベラトリックス・レストレンジ役のヘレナ・ボナム=カーターです。
エマとヘレナは、姉妹役を演じたこともありました。当時を振り返り、ケネスによってひどく心を傷つけられたと語っています。
しかし2018年のインタビューでは、ヘレナとはとうの昔に和解しており、彼女は素晴らしい女性だと話しています。(The Sun)
ケネスとヘレナとの三角関係を経験したエマは、「ラブ・アクチュアリー」(2003)で夫に不倫される女性を演じました。
この時の夫役は、スネイプ役のアラン・リックマンでした。
ルワンダ人の養子を迎える
ケネス・ブラナーとの離婚後、エマは「いつか晴れた日に」(1995)で共演したグレッグ・ワイズと再婚をしました。
2003年に入籍をしたのですが、1999年に長女のガイア・ロミリーが誕生しています。
さらに入籍をした2003年に、ルワンダ人のティンジェブワ・アガバを養子として迎えました。
ティンジェブワはルワンダにいた頃、誘拐されて少年兵として働かされていました。イギリスへと逃げてきたティンジェブワは、難民支援団体を通してエマと出会いました。
その後ティンジェブワは、アフリカの難民を支援する”Muryango”という団体を立ち上げ、活躍しています。(The Famous People)
エマ・ワトソンとの関係は?
エマは名前が似ていることから、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンと親戚なのではと言われることがあります。
しかし、2人に血縁関係はありません。
ところが、2人は偶然にも同じ4月15日生まれです。また、「美女と野獣」(2017)で共演をしています。
歌唱力にも大注目
「美女と野獣」(2017)でのポット夫人役では、見事な歌声が話題となりました。「ザ・チルドレン・アクト」(2017)では、歌いながらピアノを弾くことにも挑戦しています。
2014年には、ミュージカル「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」で、ミセス・ラヴェットを演じました。
歌を歌うことについて、「いつも気が引ける」と語っています。(Entertainment)
デイムの称号
エマは2018年に、大英帝国勲章第2位の「デイム」を受勲しました。大英帝国勲章とは、ある分野の発展に貢献した人物に送られる勲章です。
第2位は男性であれば「ナイト・コマンダー」、女性は「デイム・コマンダー」といいます。
コマンダーには、マクゴナガル役のマギー・スミスやビル・ゲイツ、ヴィヴィアン・ウエストウッドらが選ばれています。
バッキンガム宮殿で行われた授与式には、夫のグレッグ、娘のガイア、息子のティンジェブワとともに出席しました。
チャリティー活動に積極的に参加
養子のティンジェブワと出会った難民支援団体など、エマは積極的にチャリティー活動に参加しています。
他にも、乳がん患者やHIV患者の支援を行う団体、子供の読み書きを支援する団体など、様々な問題に関心を持っています。
環境保護団体のグリーンピースにも参加し、2018年グリーンピースが製作したCMのナレーターを務めました。
このCMは、パーム油の使用が熱帯雨林を破壊することを訴えるものでした。クリスマスシーズンに放送される予定でしたが、放送禁止となってしまいました。
イギリスでは、政治的目的や性質を持つ広告をテレビ、ラジオで放送することが禁止されています。(REUTERS)
残念ながらテレビでの放送はされませんでしたが、ソーシャルメディアでは公開されています。
「ハリー・ポッター」以外の作品は?
以下は出演映画と、filmarksでの評価です。
ヘンリー5世(1989):3.3
彼女がステキな理由(1989):3.1
怒りをこめて振り返れ(1989):?
愛と死の間で(1991):3.4
即興曲/愛欲の旋律(1991):2.9
ハワーズ・エンド(1992):3.4
ピーターズ・フレンズ(1992): 3.4
から騒ぎ(1993):3.5
日の名残り(1993):3.8
父の祈りを(1993):3.8
ジュニア(1994):3.2
恋人はパパ/ひと夏の恋(1994):3.2
キャリントン(1995):3.6
いつか晴れた日に(1995):3.7
ウィンター・ゲスト(1997):3.8
パーフェクト・カップル(1998):2.8
裏切りのKiss(1998):3.2
Maybe Baby(2000):?
ジャスティス 闇の迷宮(2003):2.8
ラブ・アクチュアリー(2003):3.8
エンジェルス・イン・アメリカ(2003):3.8
ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005):3.6 脚本、出演
主人公は僕だった(2006):3.5
アイ・アム・レジェンド(2007):3.4
ラプター(2007):2.5
情愛と友情(2008):3.7
新しい人生のはじめかた(2008):3.4
17歳の肖像(2009):3.7
パイレーツ・ロック(2009):4.0
ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ(2010):3.5 脚本、出演、製作総指揮
メン・イン・ブラック3(2012):3.7
ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者(2013):3.0
ウォルト・ディズニーの約束(2013):3.8
ラブ・パンチ(2013):3.3
ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界(2014):3.4
エフィー・グレイ(2014):3.2
ロング・トレイル!(2015):3.4
バーニー・トムソンの殺人日記(2015):3.2
二ツ星の料理人(2015):3.6
ヒトラーへの285枚の葉書(2016):3.6
ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016):3.8
美女と野獣(2017):4.0
マイヤーウィッツ家の人々(2017):3.7
The Children Act(2017):3.7
King Lear(2018):?
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018):3.6
The Voyage of Doctor Dolittle(2019):3.9
Late Night(2019):?
メン・イン・ブラック インターナショナル(2019):未公開
まとめ
エマ・トンプソンは、イギリスを代表する名女優の1人です。最近はその演技力だけでなく、歌唱力やチャリティー活動などにも注目が集まっています。